【相談内容】
神奈川県庁のキャリアフリー採用を受験する予定です。
申込はしたものの、1次試験の職務経験論文対策をどう進めれば良いのかで困っています。
何かアドバイスをいただけないでしょうか。
【はじめに】
神奈川県庁の中途採用試験(キャリアフリー採用)については、Gravityでもかなり多くのご相談をいただいています。
この試験の経験小論文は、課題(お題)が事前に公表され、電子申請で答案を提出する方式です。令和8年度は2題必須解答・各800字程度で、課題は第1次試験の受付期限の2週間前頃に職員採用ホームページに掲載されます。
出典:神奈川県 令和8年度 職員採用試験 中途採用試験【行政】(キャリアフリー採用)案内
ご相談をいただいた時点ではまだお題が発表されていませんでしたので、お題が発表される前にできること、発表されてからできることに分けて、私なりの意見を述べます。
👇YouTubeでの解説は画像をクリック👇
職務経験論文の動画
まずはお題が発表される前のタイミングで、何ができるか。
まだ見ていない方は、私の職務経験論文関連のYouTube動画に目を通してみてください。これまでYouTubeで職務経験論文関連の動画をいくつか公開しています。主に念頭に置いていたのは特別区経験者採用試験で課される職務経験論文ですが、考え方や発想については、神奈川県庁中途採用試験の経験小論文でも必ず役に立つはずです。まずは基本的な考え方、どういう発想が重要になるのかをチェックしておきましょう。
ひとまず書いてみる
基本的な発想や考え方を習得したうえで、神奈川県庁からお題が発表されたら、何をするか。
まずは、そのお題について自分の経験をもとに、何はなくとも論文を書いてみてください。非常に苦しい作業だと思います。しかし、ここで大事になるのが「自分の経験に基づいて」という点です。
なぜ大事なのか。事前提出方式の組織の場合、面接に入ってから論文の内容について聞かれることがあるからです。典型的なのは東京都八王子市で、論文課題が事前に公表され、事前提出する形になっています。1次試験を突破して2次の面接に入ると、人によっては事前提出した論文の中身について「これはどういうことですか」と聞かれる。おそらく「本当にあなたが書いたものか」をチェックするための質問でしょう。
仮に神奈川県庁の中途採用でも同じことが行われた場合、自分の経験に基づいた内容を書いていないとまずいことになります。借り物のエピソードを論文として提出してしまうと、面接でそのエピソードについて聞かれたときに答えられなくなるからです。
少なくとも神奈川県庁の経験小論文に関しては、自分の経験に基づいていることが非常に重要です。自分の経験を知っているのは自分だけ。苦しいとは思いますが、最初の段階では、お題と自分の過去の経験を照らし合わせながら、自分なりに苦労して論文を書くしかありません。ここは逃げられないところですので、頑張ってください。
最終的には面接対策
ここまでが経験小論文の話でしたが、最後に注意喚起をしておきます。経験小論文は、これだけで1次の合否が決まるという意味で非常に重要です。しかし、最重要になるのは結局、面接です。
神奈川県庁の中途採用(キャリアフリー採用)の受験案内には、こう書かれています。
最終合格者は、第二次試験の結果のみで決定します
経験小論文で1次の合否は決まりますが、2次に入ってからは面接だけで決まる、ということです。経験小論文でどんなに素晴らしいものを書いていても、面接に入って以降はノーカウント。最終的な合否は面接で決まるのですから、面接対策が重要になるのは当然でしょう。2次試験は1人約35分の個別面接で、その中で事前に示された課題について5分以内のプレゼンテーションも行います。
特に、1次の合格発表から面接までの期間は短く、早い人だと2週間経たずに面接に入ります。中途採用を受ける方のほとんどは働きながらですから、2週間はあっという間。1次の合格発表が終わってから面接対策を始めるのではなく、合格発表の前から面接対策を進めておいたほうがよいと考えています。
中途採用や経験者採用を受ける方は普段から職場の同僚やお客様とコミュニケーションを取る機会が多いでしょうが、普段のコミュニケーションと面接は違うところも大いにあります。どれだけ話すのが上手な方でも、1次の合格発表の前から面接対策を始めておくことが大事です。
以上、神奈川県庁の中途採用(キャリアフリー採用)について諸々申し上げました。お題が発表されてから新たに聞きたいことも出てくるでしょうから、そのときはまた遠慮なくご質問をお寄せください。
なお、神奈川県庁中途採用の職務経験論文の対策と注意点については、下記の記事で詳しく解説しています。

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