今回は、仙台市社会人経験者採用 年齢制限や受験資格等について完全解説というテーマでお届けしたいと思います。
Gravityにおいては毎年、複数名の最終合格者を仙台市に輩出しています。また私自身が仙台市合格者でもありますので、そのあたりの知見も踏まえつつ、皆さん方に仙台市の情報をお届けしてまいります。
ですので、そういった情報を見落としたくないという場合には、下記に仙台市専用公式LINEを貼っておきますのでぜひご登録をいただければと思います。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
年齢制限
まずは、年齢制限についてご案内します。
現段階で公表されているものに基づくと、28~61歳まで受験可能という形になっています。この年齢幅につきましては、各種自治体の中でもかなり幅広いものに入ると思います。
というのは、例えば仙台市と並んで人気のある自治体の1つに横浜市がございますけれども、横浜市の春試験などは30~40歳までの方しか受験することができません。それと比較をしますと、28~61歳まで受験できる仙台市は、年齢幅としてかなり幅広いもののうちに入るのかなと思います。
ただこの年齢幅については、これから先年齢制限自体が引き上げられる可能性があります。これは受験案内にも明記されていまして、仙台市は定年を段階的に引き上げておりますので、それに準ずる形で年齢制限自体が引き上がっていく可能性があります。
ですのでぜひ皆さん方にあっても、詳細については受験案内もご確認いただきたいと思います。
受験資格
次に、受験資格についてご案内します。受験資格については、皆さん方に3つのポイントをご案内したいと思います。
直近7年間で4年以上の職務経験
1つ目が、直近7年間で4年以上の職務経験が必要である点です。ここについて皆さん方に強調しておきたいのは、7年マックスで働いている必要はなくて、4年以上の職務経験があれば誰でも受験できるということであります。
職務経験は通算可能だけれども1年以上の勤務が必要
2つ目が、職務経験は通算可能だけれども1年以上の勤務が必要であるということであります。
まず、通算可能ってどういうことですか?という話なんですけども。要するに、複数の会社での勤務経験を足し合わせて大丈夫ということであります。
例えばこれを見ている皆さん方が、直近7年で4年以上の勤務経験があるんだけれども、A社で2年間・B社で2年間勤めている状況を考えてみましょう。この場合2年+2年ですから、トータル合わせると4年以上働いてるじゃないかということになってくるわけですよね。
ということで通算可能の意味は、職務経験を足し合わせてもらって大丈夫ですからねということであります。そして足し合わせた結果として、4年以上あるなら受験資格を満たすという形になります。
ただ注意しておきたいのが、通算は可能なんだけれども各組織において1年以上勤めている必要はあるということですね。
例えば、皆さん方が直近で3社勤務経験があると仮定します。具体的に申しますと、A社で3年間務めている、そしてB社で半年間・C社でも半年間勤めているという状況を考えてみましょう。
この場合、素朴に考えるのであれば3年+半年+半年ということになりますから、トータル足し合わせると4年働いてるじゃんと思えるわけですけれども、足し合わせるときには1年以上のものしか含めることはできないんですね。
つまり、B社とC社は残念ながら半年・半年しか勤務していませんので、B社とC社については足し合わせることができないという形になるわけです。
ただいずれにしても、1年以上勤めている組織は足し合わせることが可能という形になっていますので、ぜひこの通算可能というポイントもおさえておいてほしいと思います。
正規・非正規を問わない
3つ目が、正規・非正規を問わないということであります。
仙台市の受験を検討している方々からご相談をいただくと、非正規経験がずっと続いてるんですけど…という相談がすごく多いんですね。
ですけれどもご安心いただきたいのは、仙台市は正規の経験でなくとも、非正規の経験がこれまで続いていた方であっても受験資格を満たします。すなわちアルバイトとかパートですね。こういった方々も受験資格をしっかり満たしますので、受験することは大いに可能であるとぜひご安心いただきたいと思います。
試験内容
次に、試験内容についてご案内します。仙台市の試験において皆さん方が超えるべき関門は3つございますので、この3つについてご案内してまいります。
筆記試験
1つ目が、筆記試験であります。仙台市の筆記試験は教養試験+論述試験という形になっています。これが超えるべき1つ目の関門ですね。
第1次面接試験
2つ目が、第1次面接試験であります。
この面接試験については、筆記試験で一定以上のスコアを取った方だけが受けられるという形になっています。厳密に申し上げますと、1次の面接では個別面接だけではなくて適正検査もあわせて実施されます。
ですけれども、圧倒的に重要になってくるのはやはり個別面接になってきますので、皆さん方が次に考えるべき関門はやはりこの個別面接である。そのようにお考えいただければと思います。
第2次面接試験
最後3つ目の関門が、第2次面接試験であります。
ここでは個別面接が実施されるんですけれども、あわせて皆さん方が面接冒頭で行わなくてはならないものに「自己PRプレゼンテーション」というものがございます。
すなわち面接の冒頭で、自分自身が仙台市に入ってからどういう形で活躍できるのか、あるいは自分のPRポイントは何なのか、これらについてプレゼンテーションを実施しなくてはならないということです。
こういった形で面接の冒頭に自己PRプレゼンテーションをしなくてはならないというのは、明らかに仙台市固有の独特な特徴であると言うことができようかと思います。
ですので、やはり確実な合格を目指すときには、このプレゼンテーションをしっかりと磨き上げておくことは何よりも重要になってくると考えます。
受けやすさ
最後に、受けやすさについてご案内します。結論から申し上げますと、仙台市社会人経験者採用は受けやすい部類に入ってくると私は考えています。
何との比較で受けやすいと言っているのかというと、端的に申し上げますと仙台市の大卒程度枠と比較した際に、圧倒的に受けやすいと私は考えています。
例えば仙台市の大卒程度枠、当然社会人採用枠と同様に教養試験が課されるわけですけれども。大卒程度の場合には、教養試験の中に人文科学や自然科学といったいわゆる知識系の科目がたくさん入ってくるんですね。
それに比べて、仙台市の社会人採用においては人文科学や自然科学といった知識系の科目がございません。その意味で明らかに筆記試験の負担は大幅に小さくなっている。そういう風に言うことができようかと思います。
あるいはそれ以外の点で申しましても、大卒程度の場合には筆記試験で専門試験が課されていますが、社会人採用の場合には専門試験は課されておりません。ですので、やはり筆記試験の負担は非常に小さいと言えようかと思います。
並びに、面接に入って以降も大卒程度のほうが明らかに負荷が大きい。例えば大卒程度の場合には集団面接がございますけれども、先にご案内申し上げたとおり、社会人採用枠の場合には個別面接のみで面接が完結します。
これらを踏まえると、仙台市の社会人採用枠は大卒程度枠との比較において圧倒的に受けやすいと言うことができようかと思います。
もしかしたらこれを見ている皆さん方の中には、大卒程度試験を受けたことがあって、でも残念ながらそのときには不合格に終わってしまったという方もいるでしょう。
あるいは公務員試験を受けたことがなくて、これから民間企業から転職をしていきたいという方もいらっしゃるかもしれません。
ですけれども、いずれの方にとっても明らかに仙台市社会人採用は受けやすいものになっていると私自身は感じていますので、ぜひ機会を見つけて積極的に受験していくと良いのではないかと思います。
ということで今回は、仙台市社会人経験者採用について年齢制限や受験資格等についてご案内しました。
次回以降の記事においては、仙台市の倍率・難易度・配点に基づいた受験戦略、このあたりについてもご案内していきたいと思いますので、ぜひ仙台市の受験を検討している皆さん方にあっては、以降の記事もお読みいただければと思います!
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