【福岡市経験者採用】試験制度変更のポイントと現行制度|SPI3・リセット方式で面接が激戦に

今回は、福岡市経験者採用 制度変更のポイントについて解説します。

福岡市は2024年度から、経験者採用試験の試験制度を大きく変更しました。受験を検討している方に向けて、変更の内容と、その後の現行制度(令和8年度)をかいつまんでご案内します。

かなり大きな変更ですから、ポイントはしっかり押さえておきましょう。

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【福岡市経験者採用】試験制度変更のポイント!面接が激戦に?

教養がSPIに

1つ目のポイントは、教養試験がSPIに変更されたことです。

かつての福岡市経験者採用では、1次試験でがっつり教養試験が課されていました。これが2024年度からSPIに切り替わっています。

SPIで受験できるようになったことで、全国のテストセンターやオンライン会場での受験が可能になりました。多くの方にとって筆記試験の負荷が大幅に軽くなり、受験のしやすさはこれまで以上に増したといえるでしょう。

令和8年度の募集案内でも、第1次選考の教養試験は「SPI3(基礎能力検査)」と明記されています。性格検査は事前に自宅で受検し、面接の参考資料として扱われます。

論文試験の廃止

2つ目のポイントは、1次試験での論文の廃止です。

かつての福岡市経験者採用では、1次試験で論文試験が課されていました。多くの受験生にとって、この論文試験はかなり高いハードルであり、大きな負担だったはずです。

その論文が2024年度からなくなりました。教養試験のSPI化とあわせて、かなり受けやすくなった制度変更だといえます。

ただし、論文の代わりに職務経歴書の評定が選考科目に組み込まれています。受験申込時に提出する職務経歴書が点数化されるため、「書く」作業がゼロになったわけではない点には注意が必要です。

面接の重要性

教養試験がSPIになり、論文試験が廃止された。この2つを合わせると、以前よりも福岡市経験者採用の受験はしやすくなりました。

受験しやすくなれば、受験生の数はシンプルに増えます。競争相手が増える以上、戦いが激しくなることは避けられません。

特にこの制度変更は、筆記試験のウェイトを小さくする変更です。コインの裏表として、面接試験の重要性はこれまで以上に高まったといえるでしょう。

実際、令和8年度の配点を見ると、面接の比重の大きさは明らかです。

第1次選考:SPI3(基礎能力検査) 100点
第1次選考:職務経歴評定 100点
第1次選考:個別面接(WEB) 200点
第2次選考:個別面接(対面) 150点

※令和8年度福岡市職員募集案内(社会人経験者)より引用

1次選考の段階で、すでにWEB面接がSPI3の2倍の配点を持っています。さらに、最終合格は第2次選考(対面面接)の成績のみで決定され、第1次選考の成績は反映されません。いわゆるリセット方式です。SPI3でどれだけ高得点を取っても、最後は面接だけで決まるわけです。

福岡市経験者採用は、制度変更の前から全国的に見ても屈指の倍率の高さを誇っていました。筆記のハードルが下がった一方で、面接の重要性は高まっている。だからこそ、面接対策を早いタイミングでしっかり進めておく必要があります。

受験資格と日程(令和8年度)

最後に、令和8年度の行政(一般)区分の受験資格と日程を確認しておきましょう。

受験資格は、昭和39年4月2日から平成9年4月1日までに生まれた方で、民間企業等における職務経験を直近10年中7年以上有する方。採用予定数は10名程度です。

日程は、4月下旬から5月下旬に申込、5月下旬から6月中旬にSPI3を受検、8月にWEB面接、9月初旬に1次合格発表、9月下旬から10月下旬に対面面接、10月に最終合格発表という流れでした。

年度によって変更される可能性がありますので、受験を決めている方は必ず福岡市の公式ホームページで最新の募集案内を確認してください。

出典:福岡市人事委員会「令和8年度福岡市職員募集案内(社会人経験者)」

今回お伝えしたい内容は以上です。

ちなみに、SPI対策の基本と注意点については、下記の記事で詳しく解説しています。

【公務員試験】SPI対策の基本と注意点
公務員試験 SPI対策の基本と注意点というテーマでお届けします。SPI対策の基本となる考え方や、ここは注意してねというポイントについてお話ししていきます。

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この記事の筆者
筒井夢人

公務員試験社会人採用研究所を運営している筒井夢人と申します。Gravity副代表兼専属講師として、社会人採用の指導を専門的に行っております。なお、自身も社会人採用枠を受験しており、特別区・横浜市・仙台市・国家公務員(係長級)などに最終合格しています。

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