本日は、「人文科学の勉強方法」というテーマでお話しします。
なお、今回の記事は学生というよりも、時間がない社会人がどのように人文科学対策を進めればよいかにフォーカスした内容です。
忙しい社会人は、公務員試験に向けて効率的に教養試験対策や人文科学対策をしたいはずなので、そうした方に的を絞って解説していきます。
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早速ですが、筒井先生、人文科学の対策はどのように進めればよいのでしょうか?

大きく強調したいポイントが2つあります!
頻出分野に絞り込む

1つ目は、頻出分野に絞り込んだ学習です。
【筒井】
一般知識科目にはいろいろありますが、おそらくボリュームが一番大きいのが人文科学でしょう。
世界史も日本史もあり、さらに地理・思想もあるなど、とてもボリュームが大きいので、すべてをまんべんなく学習するのはほぼ不可能だと思います。
そのため、どの科目を学習するにしても、その中で出やすい分野をある程度狙い撃ちしなければ厳しいでしょう。
参考書やテキストを1ページ目から丁寧にすべてこなそうとすると、対策が追いつきません。とにかく試験で出やすい頻出分野に集中し、それ以外は削ぎ落としていく感覚も大事です。
捨て科目を作る

2つ目は捨て科目を作ることです!
【筒井】
頻出分野に絞り込んだとしても、人文科学のボリュームは凄まじいので、すべての科目を網羅するのは現実的には困難でしょう。
私自身、人文科学では捨て科目を作って、「この科目はやれないな…」と線引きをしていました。
働きながらでお忙しい社会人の皆さんは、全部をやろうとしてどれもできない状態になるよりも、「これは捨てる、これは拾う」と決めて、浮いたリソースを自分がやるべき科目に集中させるのもよいでしょう。
ちなみに、教養試験の足切りを超えるために必要な勉強時間の目安は、noteで解説しています。
グリコアーモンドキャラメル戦略

ありがとうございます!
私も最初は完璧主義にならないことを挙げようと思っていたのですが、筒井先生に先に言われてしまいました(笑)なので、別の角度から2つアドバイスをします。

かぶっちゃった…ってコト!?

1つ目がグリコアーモンドキャラメル戦略です!

無視されちゃった…ってコト!?

ふざけていると思われるかもしれません(笑)でも、グリコのアーモンドキャラメルのパッケージには「一粒で二度美味しい」という言葉があります。
【奥田】
この言葉を、人文科学の対策でも意識して勉強するとよいでしょう。
たとえば、第一次世界大戦や第二次世界大戦、いわゆる戦後の話などです。これらは日本史でも出ることがありますし、世界史でも出ることがあります。
つまり、近現代史をやっておくと、日本史か世界史のどちらかで出る可能性が高いので、一粒で二度美味しいわけです。
また、世界史の30年戦争やウエストファリア体制は、社会科学の政治分野、いわゆる主権国家の成立でも出てくるので、これらの分野を学習することは効率的です。
同様に、経済分野における戦後の傾斜生産方式や1985年のプラザ合意も、日本史や社会科学の経済で出ることがあります。
このように、分野をまたがる科目を学習すると効率的です。

名前に反して、本当に役立つ戦略じゃあないかッ!
大学受験用の参考書を活用する

2つ目が大学受験用の参考書を活用することです!
【奥田】
日本史や世界史の参考書を見てもわからない方がいると思いますが、それは皆さんが悪いのではなく、参考書や問題集自体がわかりにくいこともあります。
公務員試験の参考書と比べると、大学受験用の参考書はわかりやすいものが多いです。
例えば、日本史では東進ハイスクールの金谷先生の『日本史のなぜと流れがわかる本』や、世界史では『パノラマ世界史』という問題集があります。これらは非常にわかりやすく解説されています。
もちろん、これらの参考書を1ページ目から順番に読むのではなく、知りたいことや分からないことを辞書的に調べるために使うのがよいでしょう。
今回の筒井先生と私の話を参考に、効率的に人文科学対策を進めてください!
なお、教養試験対策が独学でいい理由については、下記の記事で詳しく解説しています。

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