【神奈川県庁中途採用(キャリアフリー)】職務経験論文の対策と注意点|2024年版

今回は、神奈川県庁中途採用 経験小論文の対策と注意点というテーマでお届けしたいと思います。

いよいよ神奈川県庁中途採用、事前提出の論文課題が公開されたということで、これを見ている皆さん方もどういった形で論文を書き上げようかな?と色々悩んでらっしゃると思います。

ですけれども、そのときにここはぜひおさえてほしいというポイントがいくつかあります。ですので、今回はそういったポイントについてご案内していきたいと思います。

このポイントをしっかりおさえるだけで、皆さん方が1次試験を通過し最終面接にたどり着ける可能性は確実に上昇すると思いますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

特にGravityにおいては毎年、神奈川県庁中途採用の最終合格者を輩出しています(合格実績の詳細はこちらをクリック)。ですので、そこでの知見も踏まえながら皆さん方に有益なアドバイスを送りたいと思います。ぜひ最後までお読みください!

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

①職務と強みのリンク

ということで、皆さん方にポイントをご案内していこうと思いますけれども。今回ご案内するポイントは全部で3つございます。1つ目が、職務経験と強みのリンクであります。

どういうことか説明するために、まずは今年の論文において課題がどういったものであるのか、問1の部分から下記の下線部を抜粋した上でご案内していきたいと思います。

これまでの職務や社会活動の中で、あなたの持つ強み(専門性、経験、スキル・資格等)を発揮して、課題を解決した経験について述べなさい。

2024年度 神奈川県庁中途採用 経験小論文題(問1)

ということは、ここでは職務経験と自分の強みがリンクしていないとマズそうですよね。どうしてかといったら「職務経験の中であなたの強みを発揮して」と書いてあるわけですから、当然強みと職務経験がリンクしているということが大前提になってくるわけです。

ということは言い換えれば、その強みは職務経験とどうつながっているの?どう発揮しているの?そういったものになってしまうと、すなわちリンクしているのかどうかあやふやだなという内容になってしまうと、当然ですけれども高い評価を得ることはできなくなるわけですね。

つまり読み手側が皆さん方の職務経験と強みに目を通したときに、「確かにこの強み、こういう職務についてるんだったら発揮してそうだな」という風に、直感的に確かにつながっているなというリンクをしっかり意識できるかどうか。そのあたりを皆さん方も書くにあたってぜひ強く意識してみてほしいと思います。

ということで1つ目に意識してほしいのが、職務経験と強みのリンクという話でした。

②強みと課題解決のリンク

2つ目が、強みと課題解決のリンクです。どういうことかを説明するために、ここについても問1の後半部分を少し引用してみたいと思います。

これまでの職務や社会活動の中で、あなたの持つ強み(専門性、経験、スキル・資格等)を発揮して、課題を解決した経験について述べなさい。

2024年度 神奈川県庁中途採用 経験小論文題(問1)

私思いますには、皆さん方が最も気をつけなくてはいけないのが、強みと課題解決がどうつながっているのか?この部分をしっかりクリアにしていくことだと思います。

おそらく一番多いミスとしては、課題解決は確かに書かれている。自分が直面した課題についてどう解決したかについては確かに記述されている、と。でもこの課題を解決するにあたって、さっき書いてた強みをどう活かしてるのか?この部分がつながってないものがとっても多くなるんじゃないかなと私は個人的に思っています。

すなわち、例えば問題文として「課題解決した経験を書きなさい」だけだったら別に強みとのリンクなんて意識しなくていいんですよ。だって問いにそういう風に与えられてないわけですからね。

でも繰り返しになりますけれども、「あなたの持つ強みを発揮して課題を解決した経験」と強みを発揮したことが前提になっているわけじゃないですか。問題文の中でね。

だとしたら「この強みをこういう風に発揮した結果として課題解決に至りました」というストーリーラインにならないとマズいですよね。だから、皆さん方は課題解決のエピソードを単に書くだけじゃダメなんですよ。

その課題を解決するにあたって自分の強みがどう発揮されたのか、どう活かされたのか、どう役立てたのか、この部分をくっきり書いていくことをぜひ意識してみてほしいと思います。

ということで、皆さん方に注意してほしいポイントの2つ目は強みと課題解決のリンクでありました。

③強みと「分野」のリンク

3つ目が、強みと分野のリンクであります。どういうことか説明するために、先ほどと同様に問いの中でどういった文章が与えられているのか少し引用してみたいと思います。

あなたが問1で述べた内容を踏まえ、あなたの強みや経験を本県のどのような分野でどのように生かすことができるか、具体的に述べなさい。

2024年度 神奈川県庁中途採用 経験小論文題(問2)

やっぱりここでも、強みとのリンクがすごく重要になりそうな感じがしますよね。というのは、単に「○○分野に携わりたい」というだけじゃダメで、「この強みや経験があるから私はこの分野に従事していきたい、この分野でこういう風に活躍していきたい」こういうストーリーラインで書かなくちゃダメだということであります。

例えばですけれども、「神奈川県庁のこの分野においては今後こういったことが課題になってくると考えられる。だからこそ私は自分の持つ○○という強みを生かしてこのように活躍していける」こういうストーリーラインが1つ例になってきますよね。

もちろん今のは一例にすぎませんけれども。いずれにしても皆さん方は、こういう分野に携わりたいと書くのであれば「私の持つこういった強みを活かせる」という風にしっかり明示的に書かなくてはいけないということであります。

ですのでぜひ、この分野に携わりたいとかそれ単独ではなくて、強みとしっかりそれがリンクしているのか、分野と強みのリンクをしっかりと意識してほしいと思います。

Gravity合格体験記

ということで皆さん方には、神奈川県庁中途採用の経験小論文を書くにあたっておさえてほしい3つのポイントをご案内しました。

このポイントをしっかり意識するだけでも、間違いなく皆さん方が1次試験を突破する確率はドンドンと高まってまいりますので、ぜひ改めてこの記事をお読みいただいて、自分自身の提出する論文を磨き上げる際に参考にしてほしいと思います。

ということで、皆さん方にお伝えしたい内容は以上になるんですけれども。Gravityでは神奈川県庁中途採用に合格した方の合格体験記を公表しています。

この方は神奈川県庁だけではなくて、特別区経験者採用も最終合格している方なんですね。この方の体験記では主に、特別区経験者採用を受けるにあたってこういうことを意識していましたという内容ではあるんですけれども。この記事を読んでいる皆さん方の中には、神奈川県庁だけではなくて特別区経験者採用も併願しているという方も少なくないと思います。

ですので、そういった形で併願をしている方にとっては特に参考になると思いますし、仮に神奈川県庁しか受けないという方だったとしても、やはり合格者の言葉というのはなるほど参考になるなというところ、あるいは読むだけでちょっとモチベーションが上がるというところもあろうかと思いますので、ぜひお読みいただければと思います。

こちらの体験記については下記にリンクを貼っておきますので、ぜひお読みいただければと思います。

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この記事の筆者
筒井夢人

社会人採用研究所を運営している筒井夢人と申します。プロ講師として、社会人採用の指導を専門的に行ってきました。なお、自身も社会人採用枠を受験しており、特別区・横浜市・仙台市・国家公務員(係長級)などに最終合格しています。

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