【仙台市社会人採用】論文試験の傾向と対策!ココが合否の分かれ目!

今回は、仙台市社会人採用 論文試験の傾向と対策というテーマでお届けします。

仙台市の社会人採用試験では、例年1次試験(筆記試験)で論文が課されます。

ただ、どのような試験内容なのか、どこに特徴があるのか、何に気をつければよいのか、試験勉強を始めたばかりで分からないという方も少なくないでしょう。この記事では、試験の内容・特徴・注意点をご案内します。

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【仙台市社会人採用】論文試験の傾向と対策!ココが合否の分かれ目!

試験内容

まずは試験の概要から。押さえてほしいことは3つあります。

1つ目は、職場事例式であること。

公務員試験の論文というと、「特定の政策課題について解決策を書きなさい」という課題式や、「これまでの人生経験を振り返って思うことを書きなさい」という作文をイメージする方が多いでしょう。

しかし仙台市は職場事例式で、「あなたは今こういう職場にいて、こういう状況下でこういう問題が発生した」という具体的なシチュエーションを想定したうえで、それについて書くスタイルです。

2つ目は、300〜400字程度で小問3つに答えなければならないこと。

職場の事例について小問が3つ与えられ、それぞれ300〜400字程度で書きます。大きな原稿用紙に一気に書くのではなく、原稿用紙が3つに区分されていて、それぞれについて書く。これも際立った仙台市の特徴です。

3つ目は、制限時間が90分であること。

仙台市以外の市役所や町役場を受験したことがある方もいるでしょうが、論文の制限時間が90分もあるのはなかなかありません。一般的には60分前後が多い印象です。仙台市は90分とかなりの長丁場で、受験生にとってタフな試験になります。

出典:仙台市 令和8年度 職員採用試験(社会人経験者)試験案内

特徴

概要を踏まえたうえで、最大の特徴は何か。何と言っても、職場事例問題であることです。

繰り返しになりますが、通常の論文試験で出題される「課題式論文」とは全く毛並みが異なります。

課題式論文と対をなすものに「職務経験論文」、つまりこれまでの職務経験やそこで得たものについて書くスタイルがありますが、厳密には仙台市の職場事例式問題は職務経験論文でもありません。

職務経験論文は主に自分の過去について書きますが、仙台市の論文は具体的な事例が明示されたうえでそれについて書くため、自分の経験を整理するだけでは対応できないからです。

課題式論文とも職務経験論文とも言えない、どちらでもない論文。その意味で仙台市の職場事例式論文は非常に特徴的で、しっかり対策しておかなければならないものだと考えています。

注意点

あわせて、必ず注意してほしい点があります。小問①が最も重要だということです。

仙台市の論文試験は、職場事例式問題として小問が3つ与えられます。小問の内容は毎年少しずつ変わりますが、大まかには次のとおりです。

①問題点
②問題点を踏まえた改善点
③自分だったらどうするか、自分がこのポジションならどうするか(年によって変動あり)

ここで非常に重要なのは、2つ目の「改善点」、3つ目の「自分ならどうするか」といった内容は、「問題点」から派生的に出てくるものだということ。

①で挙げた問題点がずれていれば、その後どんな改善策を書いても、自分ならこうすると書いても、つながりがなくなり、問われている内容とずれが生じます。論文全体の方向性を決めるのは、小問①の「問題点」なのです。

どんな改善策を書こうか、自分ならこうする、といろいろ気になるとは思いますが、絶対にぶれてはならないのが小問①の「問題点」。

本試験で論文を書く際には、小問①の内容が本論とずれていないかどうか、特に注意してください。

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仙台市社会人採用では、教養試験・論文試験ともに過去問が公表されていません。

実際にどのような問題・テーマが出題されるのかが分からないまま対策を始めることになり、これが仙台市受験生にとって最大の不安材料です。

しかも、仙台市は試験内容が特殊です。教養試験では人文科学・自然科学が出題されず、論文試験は事例問題形式で、一般的な論文試験とは傾向が異なります。まず過去問を見て傾向をつかむことが、対策の出発点でしょう。

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なお、仙台市社会人採用の論文試験本番で注意すべき点については、下記の記事で詳しく解説しています。

【仙台市社会人経験者採用】試験本番の注意点5選|論文試験・教養試験
仙台市社会人採用の試験本番の注意点5選。焦りすぎない、選択肢をよく読む、知識科目の見切り、論文はまず構成を練る、小問1を外さないなど、教養試験と論文試験で意識したいことを解説します。

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この記事の筆者
筒井夢人

公務員試験社会人採用研究所を運営している筒井夢人と申します。Gravity副代表兼専属講師として、社会人採用の指導を専門的に行っております。なお、自身も社会人採用枠を受験しており、特別区・横浜市・仙台市・国家公務員(係長級)などに最終合格しています。

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