【特別区経験者採用】超直前期は○○に全集中ッ!合格者体験談から学ぶッ!

今回は、特別区経験者採用 合格者体験談から学ぶ超直前期にすべきことというテーマでお届けしたいと思います。

いよいよ本試験まで約2週間というところで、皆さん方もお一人おひとり緊張を高めていることかと思います。この2週間ですね、一体どういう風に過ごしていけばいいんだろう?とか、どんなことを意識すればいいんだろう?とか、色々悩まれると思うんですね。

ですので、超直前期の今だからこそ、こういうことを意識してみるといいですよということを私からワンポイントアドバイスとして皆さん方にお届けしてまいります。

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

当日100%を発揮すること

超直前期のこの時期に皆さん方が最も意識すべきこと。それは何かと申しますと「どうやって当日100%の力を発揮するか」これだけだと思うんですよ。これ言い換えますと、「実力を高めること」がこれから意識すべきことではないということなんですよね。

まず私の書いた記事を読んでくださっている皆さんというのは、全受験生の中でもかなり意識が高い方々に入ってくると思うんですね。

その皆さん方はおそらく今日このタイミングに至るまで、かなり色々な勉強をしっかりしてきたことだと思うんですよ。教養試験にしても論文試験にしても、自分なりにしっかりトレーニングをしてきた方々だと思うんですよね。

それを踏まえますと、おそらくすでにトレーニングをしてきたんだったら、ここから能力を爆発的に上げていくということは現実的じゃないと思うんですよね。どう考えても、ここから能力を爆上げするという方向よりは、これまでやってきたことをいかにして当日100%発揮するか、これを考えるほうが間違いなく生産的だと思うんですよ。

ですからまず強調しておきたいのが、ここからやるべきことは実力を高めることじゃないんです。実力を発揮すること、100%の実力を当日爆発させること、これだけなんだということは意識してみていただきたい。これが一番意識するべきことだと私自身は思っています。

疲労を抜くこと

なるほど、実力を発揮していくことが大事なんだな、と。それはよく分かった。じゃあ実力を発揮するためにはどうしたらいいんだよ?という話に即座になりますよね。

じゃあ実力発揮するために何をしなきゃいけないのか。これ結論から言ってしまうと、疲労を抜くことなんですよね。

皆さん方もこれまで色々な受験のタイミングで味わってきたと思うんですけれども。疲労が溜まっているときって能力を100%で発揮することができないですよね。当たり前なんですけど。

疲労が溜まっているとどうも脳のキレがよくないとか、いつもだったら出てくるような発想が出てこないとか、なかなか文章が締まらないとか。そういうことってたぶん色々なところで味わってきたと思うんですよ。

仰るとおりで、やはり疲労の蓄積というのは能力の発揮を明らかに阻害するんですよね。私自身は阻害要因の中で最も大きいのは疲労だと思っています。

ですから、皆さん方が実力を100発揮しなくちゃいけないということを考えたときに、実力を100発揮するために一番やるべきなのは疲労をいかにして抜くのかということなんですよね。

特に社会人の場合、この疲労をいかに抜くのかというのは非常に重要です。どうしてかというと、これを見ている皆さん方99.9%が働きながらの受験だと思うんですよ。

だとするとね、働くというだけで疲労って溜まっていくものじゃないですか。月~金曜日までフルで働いて、それだけでめちゃめちゃ疲れるわけですよね。しかもそこに勉強っていう疲労も溜め込むことになるわけでしょ。

だとすると皆さん方は今日ここに至るまでのタイミングで、実は気づかぬうちに相当に疲労を蓄積してるはずなんですよ。だからその状態で挑んでしまうと、本来の実力の80%とか70%とかその程度しか発揮できなくなっちゃうんですよね。

だからこそ、特に社会人の皆さん方。疲労が溜め込まれやすい社会人の皆さんにとっては、いかにして疲労を抜くのかが一番重要になるということなんですよね。

とにかく寝る

ということでここまでの話を一旦整理しますと、皆さん方が今一番意識すべきことは当日100%の実力を発揮することである、と。その発揮を阻害する要因として最も巨大なものが疲労である、と。だから疲労を抜きましょう。これがここまでのストーリーですね。

ではですよ。じゃあそれは分かったんだけど、疲労はどうやって抜いたらいいわけ?という話になりますよね。

これも答えは決まりきっておりまして。ズバリ、睡眠時間を確保するということなんですよね。すなわち「とにかく寝ろ!」これがメインメッセージということになります。

皆さん方お一人おひとり今まで勉強に勉強を重ねてきて、しかも働きながら。その最中で、おそらくかなりの程度睡眠が犠牲になってきたと思うんですよ。これ自体は社会人の忙しさを考慮すると、多少やむを得ない部分はあると思うんですよね。

なんですけれども、100%の実力を発揮するということを考えたときには、ここから30分勉強時間を追加するよりも、30分睡眠時間を確保する・今までよりもたくさん寝るということを意識するほうが、絶対に当日のパフォーマンスは高まります。絶対に当日イイ結果に結びつく。

ですからぜひ皆さん方にあっては、今まではちょいとばかり睡眠時間を犠牲にしてきたかもしれないんですけれども、ここからはとにかく睡眠時間を確保してほしい。

睡眠時間をどうやって確保するかをまず一番最初に考えて、空いた時間で勉強するとか復習するとか。絶対そのほうが当日良いパフォーマンスを発揮できると私は確信しています。

睡眠負債の恐怖

ただしそういうことを申し上げますと、いや大げさだな!と。睡眠不足っつったって前日・前々日にたっぷり寝ときゃあいいんでしょ!と。そういう風に感じる方もいらっしゃると思うんですね。

ところがですね、そうは問屋が絶対一個も卸ろしませんで。残念ながら、日々の睡眠不足というのは一朝一夕で解消できるものではございません。ここからは、睡眠に関する学術研究の結果を引用しながら皆さん方にご案内したいと思うんですけれども。

まず皆さん方、「睡眠負債」という概念を聞いたことはあるでしょうか?これは何かと申しますと、”自分にとっての理想的な睡眠時間”と”自分が現実にとれている睡眠時間”のギャップのことを睡眠負債というんですね。

「負債」という言葉が何を表しているのかというと、要するに蓄積されちゃうものなんですよね。借金みたいに。すなわち睡眠不足がずっと続いているときというのは、それが負債として溜まりに溜まっちゃっている。基本的にはドンドン追加されていくものなんですよ。

だから何なの?という話になるんですけども。負債が溜まりに溜まっている場合って、即日で返済できないことが実は明らかになってるんですよ。

ここからは、スタンフォード大学のデメント教授の研究結果(『Sleep extension: getting as much extra sleep as possible』)を引用しながらご案内していきたいと思います。教授の分析によりますと、1日40分間の慢性的な睡眠負債を抱えている場合、この解消までにどれくらいの時間がかかったのか実証研究がなされているんですけれども。

この結果によりますと、1日40分間の慢性的な睡眠負債が続いている場合、それを完全に解消して100%の能力を取り戻すためには3週間かかるということが明らかになっているんですよね。

皆さん方がこの動画を見ているタイミング、本試験まで3週間切ってるわけですよね。だとすると、もしも皆さん方が慢性的に睡眠負債を抱えている場合、なんとなく寝れてないなという状態になっている場合には、今すぐにでもその睡眠負債の返済をし始めないと危険だということなんですよ。

その状態がずーっと続いてしまっていると、皆さん方はせっかく勉強してきて能力が高まっているにもかかわらず、もしかしたら50%程度の力しか発揮できないかもしれない。そういうリスクすらあるわけですよね。

ですのでぜひ皆さん方にあっては、いや睡眠不足なんてのは1日,2日で返せますよ!ということを思わずに、ぜひ学術研究の結果やエビデンスに基づいてしっかりと睡眠負債を返済する、すなわち睡眠不足の状態を解消して自分自身を100の状態に持っていくということを意識してみてほしいと思います。

合格者体験談

ということで、ここまでは学術研究の結果を引用しながら皆さん方に睡眠の重要性を強調してまいりました。

最後に皆さん方に対して、Gravityの合格者が実際に睡眠を大事にしていましたよという話をお伝えしたいと思います。最近Gravityの合格者が睡眠に関してポストをしていましたので、少し紹介してみたいと思います。

文章から明らかなように、強烈に睡眠時間を確保するということを意識していますよね。実際この方は1か月前から睡眠時間の確保を意識していたということで、1か月あれば睡眠負債はほぼ100%返済することができるでしょうから、非常に正しい判断だったと私自身は思っています。

この方は特別区経験者採用だけではなく関東の大きな自治体に関しても合格をしていらっしゃるんですね。すなわちダブル合格しているということです。

こういった方が実際に1か月も前から睡眠を確保しようとしっかり意識していたということを考えると、やはり超直前期の今最も意識すべきことは「睡眠時間をしっかり確保すること」。そしてそれを通じて「当日100%の力を発揮すること」ではないかと私自身は考えています。

ですので皆さん方も、直前だからこそ勉強を追い込みたいとか、寝る間も惜しんで勉強したいという気持ちは大変よく分かりますけれども、科学的な見地からいうと皆さん方の合格率を高めるために直前期になすべきことは「睡眠」一択です。ぜひ睡眠時間を犠牲にするのではなく、いかにして睡眠時間を確保するのか。ここにこそ意識を置いてほしいと思います。

ということで、今回の記事では超直前期にすべきことというテーマでお届けしてまいりましたけれども。次回の記事ではいよいよ、試験当日にすべきことというテーマを皆さん方にお届けしたいと思いますので、是非そちらもお楽しみに!

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この記事の筆者
筒井夢人

社会人採用研究所を運営している筒井夢人と申します。プロ講師として、社会人採用の指導を専門的に行ってきました。なお、自身も社会人採用枠を受験しており、特別区・横浜市・仙台市・国家公務員(係長級)などに最終合格しています。

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