今回は「ジョジョの奇妙な公務員試験対策」ということで、皆さん方受験生からよくいただく質問について私なりの見解を申し述べたいと思います。
具体的なテーマとしては、「新聞は読むべきか?」というものであります。
おそらく、皆さん方もこれまで、時事対策として論文対策として「新聞読んだ方がいいですよ」とかそういった話を聞いたことがあろうかと思います。ですので「やっぱり今からでも読んだ方がいいのかな?」とかそういう風に悩んでらっしゃる方もいると思うんですね。
私なりの意見を申し述べたいと思うんですけれども。結論から申し上げますと、無理して読む必要はないというのが私の意見であります。
これに関しては理由が2つございますので、それぞれご案内したいと思います。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
ボリュームゥゥ――ッ!!
まずは1つ目の理由でありますけれども、「ボリュームが膨大」という点が挙げられます。
ここでは、日経新聞を例にご案内したいと思うんですけれども。もしかしたら読んでらっしゃる方もいるかもしれませんが、だいたい日経新聞、何ページくらいあるかご存知でしょうか?
あれって、40ページくらいあるんですよね。40ページということは、365日読み続けたとすると約1万5000ページあるわけですよね。1万5000ページ、目を通していって、その内容を完璧にしたのであれば、時事対策としては相当力がつくと思います。満点も狙えるかもしれない。
ですけれども、皆さん方はそれ以外にも、教養・専門・論文・面接など様々にやらなくてはいけないことがあるわけですよね。
それを考えますと、東方仗助であれば、
『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦/集英社
っていう風に言うんじゃないかなと思うんですよね。
ということで。私は時事対策を考えたときには、新聞をミチミチ読み込むというよりは、時事対策の本を例えば一冊、何でも結構です。それを選んでいただいて、それをミチミチ潰していく、やり込んでいく方がより効率的なのではないかと思いますし、皆さん方にもそれを推奨していきたいと思っております。
君の意見を聞こうッ!
そして2つ目の理由として、新聞と論文では重視されているものが異なるという点が挙げられます。
ここでは、新聞と論文がそれぞれ何を目的に書かれているのか?ここを考えてみたいと思うんですけども。
まずは新聞の方からですね。新聞は何を目的に書かれているのかと言いますと、一義的には「事実を正確に伝えるため」。このために書かれているものですよね。
ですから、そこで重要になってくるのは、新聞記者さん個人の意見とか考え方というのではなくて、5W1H といった情報を可能な限り正確に伝えていく。ここが軸足になってくるわけですよね。
じゃあ、論文の方はいかがでしょうか。論文は何を目的に書かれているのかと言いますと「自分の考えを伝える」。このために書かれているものが論文ですよね。少なくとも公務員試験ではそれを要求されるわけです。
ですから、そこで重要になってくるのは、自分自身の意見や考えというものをどれだけ論理的に展開できるか。ここが軸足になってくるわけですよね。
ということで、新聞は5W1H といった「事実を正確に伝えること」が重要視されるのに対して、論文では「自分自身の意見や考えを論理的に展開していくこと」が重要になってくるという意味で、両者にはかなり違いがあるわけですよね。
もちろん両者ともに「文章」という点では共通しておりますので、新聞を読むことが結果として論文の役に立つということはあり得ると思います。
その意味では、新聞を読むというのも「アリアリアリアリアリーヴェデルチ!」かもしれませんけれども、効率性という観点からは素直に論文対策の本を使って対策を進めていく方が良いのではないかと私自身は思います。
ということで。内容をまとめますと、時事対策・論文対策として新聞を無理に読む必要はございません。理由としては2つ。1つ目がボリュームが膨大過ぎるというもの。2つ目が新聞と論文では重視されているものが異なるという点を挙げました。
ということで、新聞を無理に読む必要はないんですけれども。
ただし、時事対策と論文対策自体はしっかりやっていく必要があります。
ぜひ、この内容を参考にしながら、以降も対策頑張っていただければなと思っております。
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