特別区経験者採用の合格を目指すにあたって、昨今では予備校を利用するのが一般的となっています。
しかし、講座の中でも、教室講座を選ぶか通信(オンライン)講座を選ぶのかは悩みますよね?
ですので、実際に予備校で教壇に立つプロ講師の視点から、どちらがオススメかをご案内いたします。
さらに今回は、予備校業界の闇とでも言うべき「暗部」についても触れることにしましょう。
これから予備校を選ぶ方は是非参考にしてください。
社会人なら通信講座
まず皆さんが社会人であることを前提とするなら、通信(オンライン)講座の方が適しているのではないでしょうか。
その理由は、社会人が教室講座に通おうとしても、現実的には難しいと思われるからです。
学生であれば別ですが、社会人の場合、多くの方は月曜日から金曜日までフルタイムで働いています。
17時に仕事が終わる人は、現代の日本では非常に少ないでしょう。
多くの方はおそらく19時や20時まで働き、帰宅は21時頃になるはずです。
そのような生活の中で、教室講座に通うのはかなり難しいのではないでしょうか。
「土日があるではないか」とお考えの方もいるかもしれませんが、それでも問題は残ります。
例えば家族がいる方は、家族サービスをしなければなりません。
あるいは最近お子さんが生まれた方であれば、子育ても必要です。
このように、土日であったとしても、社会人や家族を持つ方には、予期せぬ事態が起こりがちだと思います。
そう考えると、教室に通う時間を確保すること自体が非常に大変ではないでしょうか。
教室講義の場合、開始時間が決まっており、基本的にはその時間に行かなければなりません。
しかし、予期せぬ出来事で出席できない場合もあるでしょう。
そのため、通信講座を利用し、勉強できる時間に自宅で学習できるスタイルの方が、日常生活に勉強を組み込みやすいのではないかと思います。
したがって、社会人の方には通信講座の方が適していると言えるでしょう。
通信講座の注意点
ただし、通信(オンライン)講座には注意しなければならないポイントがあります。
最大のものは、何と言ってもモチベーションの維持が大変だということです。
教室講座であれば、教室に行って講師やアドバイザーと触れ合うことができるため、モチベーションが下がってしまったときも、そういった人たちと関わることでモチベーションをキープしやすいのです。
一方、完全な通信講座の場合、講師やアドバイザーと直接接する機会が非常に少ないため、モチベーションが下がりやすく、維持するのが大変という側面があります。
そのため、例えばGravityでは以下のような取組を行っています。
・毎月教室で開催する「論文答練」で講師と直接触れ合える
・週1回行う音声配信で、モチベーションが上がる話や役立つ情報を配信
・定期的にセミナーを開催し、特別区経験者採用試験を有利に進める情報をリアルでお伝え
このように、様々なイベントを組み込んでいます。
つまり、Gravityは通信講座をメインとしていますが、リアルでの触れ合いを重視しているのです。
こういった取組がないと、モチベーションの維持がとても難しいだろうということで、あえてリアルでのイベントや直接触れ合う場を意図的に設けています。
ですので、例えば質問者さんがGravity以外の予備校も検討されているのであれば、リアルでの講師・アドバイザーとの関わりがどれくらい確保されているのか、予備校や通信講座を選ぶ際にはそういった点にも注意していただきたいと思います。
社会人の場合、学習を継続していく上で一番厄介なのがモチベーションの維持になってきます。
ですから、リアルでの接触機会がどれくらいあるのか、個別での対応がどれくらいあるのか、そういったところには注意してくださいね。
予備校の闇
最後に注意していただきたいのは、オプション講座の有無です。
これは予備校業界の闇と言ってもよいでしょう。
本試験の直前になると、予備校側がこれまで全く予告・案内していなかった直前対策のオプション講座や模範答案の販売などを突然販売してくることがあります。
なぜ直前期にそういったものを販売し始めるのかというと、いわゆる不安解消マーケティングです。
本試験直前の受験生は不安がピークに達しているため、その不安を解消するために、
- 「これを買えば救われますよ!」
- 「これさえ受ければ絶対合格できますよ!」
という売り文句につられやすいのです。
これは公務員試験の予備校だけでなく、大学受験・高校受験・中学受験など、各種予備校が広く採用している手法です。
その意味では、予備校側にとっては一般的なビジネススタイル・販売方法と言えるかもしれません。
しかし、受講者の皆さんにとっては、入会時には何も言われなかったのに、直前になってから高額なオプションを売りつけられるのは、少し納得いかないところがあるのではないでしょうか。
そこで、皆さんには申し込みをする前に必ず予備校側に「オプション講座はありますか?」と確認していただきたいのです。
その際に、
「今年はオプション講座はありますか?」
と聞くと、予備校側は
- 「今年はまだちょっと未定でして…」
- 「まだ検討中でして…」
と、曖昧な回答をするかもしれません。
そこで、対策として、
「昨年、一昨年にはオプション講座はありましたか?」
と確認してみてください。
過去の事実は確定しているので、オプション講座があったか・なかったかがはっきりわかるはずです。
それでも予備校側がオプション講座の有無をあまり言いたがらなかったり、価格についてもなかなか教えてくれない場合、その予備校を選んだ際に、直前にオプション講座を販売される可能性は極めて高いと言えるでしょう。
もちろん、全ての予備校がそういうスタイルを取っているわけではありませんし、販売される商品の中には良いものもあるかもしれません。
しかし、少なくとも皆さんとしては、オプション講座があるのか・ないのか、価格がどのくらいなのかというのは、事前に判断材料として知っておきたいところだと思います。
ですから、予備校を選ぶ際には、オプション講座が昨年・一昨年にあったか、その価格はいくらだったかをチェックしていただきたいと思います。
もちろん、これはGravityも例外ではありません。
Gravityの利用を検討されている方も、心配な場合には「オプション講座はありますか?価格はいくらぐらいですか?」としっかり確認してから、安心して選んでいただきたいと思います。
参考までに申し上げますと、弊社Gravityでは、模擬面接・論文添削・個別コンサルを追加で受けたい場合には追加料金が発生してしまいますが、それ以外のサービスについては一切オプション料金を設定しておりません。
コース料金として設定されている価格が全てですので、ぜひご安心いただければと思います。
以上、今回は皆さんに教室講座と通信講座どちらが良いのか、そして予備校業界の闇についてご案内いたしました。
今回の話を聞いて、
「予備校にしっかり確認しなきゃ…!」
と、少し不安な気持ちになった方もいるかもしれません。
しかし、そうは言っても、予備校を上手く利用すれば、独学よりもはるかに効率的かつ確実に最終合格を勝ち取ることができます。
ですから、良い予備校を選ぶために、事前のタイミングで注意を払っていきましょう!
なお、特別区経験者採用の予備校選びについては、別の記事も書いているのでそちらも読んでみましょう(※詳細は下記のリンクから)!
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