【仙台市社会人経験者採用】倍率と難易度を解説|2024年版

今回は、仙台市社会人採用 倍率や難易度についてというテーマでお届けしたいと思います。

この記事を読んでくださっている皆さん方の多くは、今年の仙台市社会人採用試験の受験を検討なさっていると思うんですけれども。今年初めて受験するとか、受験をまだ検討している段階でとか、そういった方もいらっしゃろうかと思います。

そういった方々にあっては、仙台市の倍率がどの程度なのか?難易度ってどのくらいなんだろう?とか、やっぱり気になるところだと思うんですね。

ですので、2024年度の受験を検討している皆さん方に向けて、仙台市社会人採用の倍率や難易度、そこから導かれる特徴、対策のポイント等についてもご案内していきたいと思います。

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

倍率

まずは、仙台市社会人採用の倍率についてご案内したいと思います。

公式HPに掲載されている試験実施状況をご覧いただくと、過去3か年の最終倍率がそれぞれ以下のようになっています。

令和5年度 13.2倍
令和4年度 9.9倍
令和3年度 13.2倍

仙台市職員採用試験等 実施状況より引用

ということで、大体どの年をとっても10倍を超えていることから、倍率自体は非常に高いと私自身は感じています。

この倍率は、経験者採用試験の中で最も人気のある自治体の1つである特別区と比較をしたときにも、どの3か年をとったとしても倍率は仙台市の方が高いんですね。こういった他の自治体との比較も含めて考えてみても、やはり仙台市の倍率は低くはないなというのが私どもの感想です。

難易度

次に、仙台市社会人採用の難易度についてご案内したいと思います。

「難易度」と一口に言っても、様々な角度から考察をする必要が本来はあるんですけれども。少なくとも、先にご案内した「倍率」という観点から見たときに、仙台市の難易度はやはり低くはないという印象がございます。

もちろん「倍率=難易度」ということでは決してございませんけれども、どの年をとっても10倍を超えてしまうような試験種。難易度が低いとはなかなか言えないのが正直なところです。

それ以外の観点から申し上げましても、仙台市の社会人採用の難易度が高いということは説明できます。

例えばその1つとして、試験対策としてやらなければいけないことが多いということが挙げられます。例えば、小さめの市役所とか町役場といった組織の場合には、試験自体が「SPIと面接だけ」といったところもあったりするんですね。

ですけれども、仙台市社会人採用の場合は「教養」「論文」「面接」「プレゼンテーション」と、やらなければいけないことが多い。すなわち、それだけ受験生に対しての負担が大きいので、難易度は低くはないよなということは言えようかと思います。

ということでまとめますと、仙台市社会人採用は、難易度としては比較的高いのではないかというのが私の見解であります。

仙台市の特徴

次に、仙台市社会人採用の特徴をご案内したいと思います。特徴としては、様々なものが挙げられようかと思うんですけれども。

皆さん方にぜひ把握しておいてほしい特徴としては、1次試験の倍率は高いけれど2次試験の倍率は低い。この事実をしっかりとおさえてほしいと思うんですね。

仙台市は先にご案内したとおり、倍率自体は10倍を平気で超えてくるような組織ではございます。しかし、試験の実施状況について1次試験と2次試験のそれぞれに着目をしてみますと、ある特徴が浮かび上がってくるんですね。

それは何かと申しますと、1次試験でほとんどの人が脱落するんだけれども、2次試験に入った人たちのほとんどが最終合格してるということなんですよね。

例えば、昨年の試験実施状況を見てみると、1次試験を突破した人たちは59人いるんですけれども、最終合格の人数が何人なのかというと、40人が最終合格をしているわけですよね。59人が2次試験(最終面接)に挑んで40人が受かっているということは、2次に入ってしまえば、最終面接にたどり着ければ、最終合格がかなりの確率で手に入るということがここから明らかですよね。

ということで、まず皆さん方におさえてほしい特徴としては、1次試験の倍率はすごく高いけれど2次試験の倍率は低いということなんです。

じゃあそこからどんな対策が必要になるのか?といったら、これはどう考えても1次(筆記)試験対策に注力するのが必要になってきますよね。

すなわち皆さん方にあっては、まず1次試験で行われる教養試験・論文試験、特に論文試験については対策が不十分なまま挑んでしまっているという方がほとんどですので、ぜひこれを読んでくださっている皆さん方は論文対策を徹底的にやっていただきたいと思います。

そして、そのような形で筆記試験でしっかりとイイ成績をとった上で、確実に1次試験の面接に挑んでいく。これがとても重要になってくると思います。

もちろん、1次試験の合否に最終的に一番大きなパンチを持っているのは面接試験ではあるんですけれども、そうはいっても1次試験の面接を受けるためには、筆記試験でしっかりとした成績をとっていないとそこにたどり着くことすらできないわけですね。

ですから、ぜひ皆さん方にあっては、特に論文試験に注力をした上で、教養試験対策もあわせて頑張っていただきたいなと思います。

仙台市受験生に向けて

最後に、仙台市受験生に向けてGravityからご案内がございます。

Gravityでは私のチャンネルである「社会人採用専門ch / 筒井夢人の『夢ラジオ』」以外にも、Gravityチャンネル」で仙台市の受験生に向けて情報発信を行っています。すでに公開されている動画の中には、仙台市役所(社会人経験者採用)合格者の特徴!といった動画もございます。

それ以外にも、今後、仙台市社会人採用向けの動画もこちらのチャンネルでご案内していく予定でございますので、ぜひGravityチャンネルについてもご覧いただくとよろしいかなと思います。

それ以外でご案内を申し上げますと、仙台市受験生専用の公式LINE」をご案内しています。こちらでは、教養試験の試験科目が具体的にどの分野から何問出たのかといった詳細な情報から、論述試験について皆さん方にご案内したい情報も発信しています。

それ以外にも、仙台市の教養試験では時事問題の出題数が非常に多いことで有名ですけれども、時事対策の講義についても無料で公式LINEご登録者の方々向けにご案内していく予定でございます。

仙台市社会人採用は私自身も最終合格をしておりますし、Gravityにおいては毎年最終合格者を輩出しております。

このように、社会人採用の専門予備校だからこそできる限定の情報を公開しておりますので、ぜひ今のうちにご登録いただくとよろしかろうと思います。

ということで、今回皆さん方に向けてご案内したい内容は以上となります。仙台市社会人採用を受験する皆さん方に向けて、さらに有益な情報を今後も発信してまいりますので、以降の記事もお読みいただけると嬉しいです。

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この記事の筆者
筒井夢人

社会人採用研究所を運営している筒井夢人と申します。プロ講師として、社会人採用の指導を専門的に行ってきました。なお、自身も社会人採用枠を受験しており、特別区・横浜市・仙台市・国家公務員(係長級)などに最終合格しています。

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