今回は仙台市経験者採用試験教養試験対策というテーマでお届けします。
今回は教養試験、仙台市のそれについて、4つのポイントをご案内をしていきたいと思います。
これから試験対策を始めるにあたっては、この4つのポイントは意識しておいていただきたい、そういうところであります。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
第一次試験は高倍率
1点目に、仙台市の第一次試験、倍率は非常に高いことで知られております。
倍率が高いっていったときに大体どのぐらいなのかと言いますと、第一次試験の倍率、年にもよりますが、大体10倍前後というのが一つのトレンドになっております。
この10倍というものは、例えば横浜市や特別区といった関東の自治体と比較したときに、明らかに高めであります。
横浜市と特別区、これも年にもよりますけれども、大体一次の倍率は4倍から5倍前後推移しています。
それに対して10倍というのは明らかに高い。
その意味で、第一次試験を突破するハードルがかなり高いのが仙台市の特徴ですね。
で、です。
これを踏まえますと、どういう対策が必要になるかというと、教養試験、可能な限りハイスコアを狙う必要が出てきてしまいますよね。
一次倍率がもっと低かったのであれば、そこそこの教養試験対策でもいいのかもしれませんけれども、さすがに10倍ということになってまいりますと、それなりに本格的な対策が必要になってまいります。
そして、あんまり捨て科目をたくさん作るっていうことは推奨できないなということもあわせて申し上げる必要があると思います。
したがいまして、少なくとも試験科目として記載のあるものについては、ある程度まんべんなく対策をする必要があるのではないか、というのが私の意見ですね。
問題の難易度は低い
2点目といたしましては、ただし、問題の難易度自体は大卒程度よりは優しめというような特徴があります。
これどういうことかと申しますと、仙台市のHPご覧いただくと、過去の問題だったりとか、あるいは類題・例題というものがHPに記載されてると思うんですけれども。
経験者採用の場合、それをご覧いただくと、短大卒と共通の問題が載ってると思うんですよね。
で、共通ってのはどういうことかっていうと、短大卒程度と社会人採用あるいは経験者採用ですね、問題同じのが出ますよっていうことじゃないですか。
だとすると、難易度自体は短大卒程度に準ずるものだっていうことになりますよね。
つまり、明らかに大卒程度には易しめの問題が出てくるということであります。
ですから、例えば皆さん方が教科書・テキスト、こういうものを使って対策をしていこうといったときに、大卒程度の難しめのものをやるというよりかは、大卒程度の比較的易しめの教科書、こういうものを使ってギチギチに対策をしていくのが最も効率がいいと思います。
あんまり難しめのものを要求されるというよりは、スタンダードな内容、それも短大卒程度のもの中心になってまいりますので、対策自体は比較的取りやすいのかなというふうに思います。
空間把握も対策すべし!
3つ目に、数的処理は空間把握も対策しましょう。
いきなり何の話?っていうふうに思われるかもしれないんですけれども。
仙台市経験者採用の受験案内ですね、これ見ていただきますと、試験科目載ってると思うんですよ。
つまり、こういう科目を出しますよ、そういう記述があるんですね。
そこの部分、一般知能の部分を見ていただくと、多分こういうふうに記述があると思うんですね、ちょっと読み上げさせていただきます。
「文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈等の知能問題」
こういうふうに記述があると思うんですね。
で、これを見るとですね、あ、その分野しか出ないんだな、つまり数的推理と判断推理と資料解釈しか出ないんだなっていうふうに勘違いをしちゃう人が結構いるんですよね。
しかしですね、これ公務員試験あるあるなんですけれども。
数的処理のもう一つの分野として、空間把握っていうのがあるんですけれども、試験の案内とか受験案内には空間把握って書いていないんだけれども、当日問題見てみると空間把握普通に出てくるんですよね。
ですので、ぜひ皆さん方にあっては気をつけてほしい。
つまり、数的処理の勉強をしますっていうときに、数的推理と判断推理と資料解釈、これしか受験案内には載ってなかったとしてもです。
プラスアルファで空間把握図形だったりの問題についてもきっちり対策はしておきましょうということですね。
この辺りはね、ちょっと公務員試験かじってる人じゃないとわからないと思います。
でも、空間把握はまず十中八九出てまいりますので、ぜひここも抜かりなく対策をしていただきたいなというふうに思います。
社会科学・時事に集中!
4つ目に、一般知識問題については、社会科学と時事を中心に対策をしましょう。
これどういうこと申しますとね、先ほどのお話と一緒で、出題科目ですよね、受験案内に記載のところ。
で、一般知識科目っていうところについては、こういうふうな記述があるんですよ。
ちょっと読み上げたいと思います。
「社会科学、社会事情等の知識問題」
こういうふうに記述があるんですね。
つまりどういうことかっていうと、まず社会科学は出しますよと。
ということは、これは当然受験生としては対策をしなきゃいけないんですよね。
じゃ、社会事情って何だよって話なんですけれども、これも表現はいろいろあるんですけれども、結局のところこれは、時事問題を出しますというようなところであります。
つまり、日本あるいは世界についての時事的なニュース。
ホットなトピックについて問題出しますということが言われてるわけですね。
そうなってくると当たり前なんですが、社会科学と時事については対策をしなきゃいけないねと。
なるほどなるほど。
じゃあ疑問が出てくるのは、人文科学と自然科学についてはどうすりゃいいんだって話ですよね。
で、これについては少なくとも受験案内には出しますよっていう形では明言されてないわけですよね。
もちろんね、例えば試験のスタイルが変わって、来年受験をしたときに出てくるっていう可能性は排除はできませんよ。
でも少なくとも今年段階で何が書いてあるのかっていうと、社会科学と社会事情、これを出しますっていうふうに書いてあるわけですよね。
だとしたら、人文科学とか自然科学とか、こういうものを対策する前の段階で、もっともっと社会科学とか時事、これらにフォーカスをして対策をしていくっていうことが一番重要そうな感じがしますよね。
でね、もちろん人によっては、仙台市だけじゃなくて他の組織も受けてるから人文科学とか、自然科学も勉強してますっていう人もいるかもしれません。
でも少なくともですよ、仙台市の受験案内のところには社会科学と時事、あるいは社会事情っていう文言以外は書かれてないわけですよね。
だとしたら、どこにリソースを重点的に配分すべきかって言ったらどう考えても社会科学と時事ですよね。
で、特に皆さん方、働きながらで忙しいじゃないですか。
それを考えると、社会科学と時事以外に人文も自然も、全部まんべんなくやりますっていうのはちょっと現実的に難しいかもしれない。
じゃあ、その時にはなおさら、社会科学と時事、ここ中心に対策を立てておくかっていうのが一番現実的で続きそうな感じがしますよね。
ということでもありますので、一般知識の対策としては、常に社会科学と時事に軸足を置いていただきたい、そういうところであります。
おわりに
ということで、今回は仙台市経験者採用試験教養試験対策について、4つのことをご案内を申し上げました。
なんですけれども、仙台市は例年6月の下旬に一次試験が実施されます。
これは横浜市、あるいは川崎市、特別区といった関東の自治体に比べて比較的早めに試験が実施される自治体の一つであります。
ということは、横浜、川崎、特別区、こういったものを受けている人よりも、かなり早い段階で公務員試験の対策を始めていく必要がどうしても出てまいります。
特に仙台は、一次試験で教養試験だけではなくて論述試験、そして面接試験も同時に実施される形になってまいります。
もちろん面接試験自体は教養試験と論文試験、ここで一定の負荷を超えた人たちだけが受けるものではあります。
しかしですね、少なくとも一次試験のタイミングで教養も面接も論文もあるわけですから、やっぱり早め早めの対策っていうのがどうしても必要になってくるなというのは、なんとなくご理解いただけると思います。
で、働きながらでとっても忙しいとは思うんですけれども、ぜひ少なくともですね、こういう感じの対策が必要なんだということは念頭に置いていただいて、その上で試験対策スタートしていっていただきたい、そういうふうに思っております。
今回は教養試験についてのご案内でしたけれども、以降の動画では、論述試験等についてもご案内をしていきたいと思っておりますので、受験予定の方は、ぜひ以降もご覧いただければなというふうに思っております。
それではまた次回以降の動画でお目にかかりたいと思います。
ありがとうございました。
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