【公務員試験】文章理解(現代文)の対策!特別区8位合格者に学ぶ継続のコツ!

本日は、公務員試験の文章理解(現代文)の対策方法についてお話ししたいと思います。

文章理解の現代文は、意外と苦手としている受験生が多いですよね。そこで今日は、様々な公務員試験に合格している我々から、経験に基づいたアドバイスをいくつかご紹介したいと思います。

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

奥田恭央
奥田恭央

では早速、筒井先生からアドバイスをお願いいたします。

筒井夢人
筒井夢人

私からは2つのことをご案内したいと思います。

一つ目は、現実的に取りたい点数を決めましょうということです。

どういうことかと申しますと、対比として数的処理を挙げたいのですが、数的処理は私も苦手でしたし、苦手な人が非常に多いですよね。これをご覧になっている皆さんも、教養科目で一番苦手なのは数的処理だと思います。

そのため、数的処理については皆さん苦手なので、「現実的に取れる点数は半分ぐらいかな」とか、非常にリアリスティックに取れる点数を計算しています。

しかし一方で、文章理解はどうでしょうか。数的処理は現実的に見ているのに、文章理解(現代文)については「数的処理であまり取れないから、文章理解(現代文)では満点を取らなきゃいけないな」と、願望ベースで取りたい得点を決めている方が非常に多いんです。

でも、試験は現実的なものですから、もう少しシビアに自分が取れる点数を見ていったほうがいいと思います。ですので、願望ベースで満点を目指すのではなく、「自分はだいたい6割ぐらい取れたらいいかな」といったように、現実的な目標点を定めていただきたいと思います。これが一つ目ですね。

二つ目は、できる分野とできない分野をしっかりチェックしてほしいということです。

どういうことかと申しますと、一言で現代文と言っても、実際には出題される問題のパターンや分野は結構分かれています。

例えば、わかりやすいところで言いますと、内容一致と言われる分野と、主旨把握と言われる分野があります。

内容一致とは、現代文の文章があったときに「選択肢の中で本文と一致しているのはどれですか?」と探す問題です。

主旨把握とは、「5つある選択肢の中で、最も著者が伝えたいメインメッセージは何ですか? これを当ててください」という問題です。

人によって、やはり得意・不得意が分野ごとにかなり分かれるんです。つまり、主旨把握は得意だけれども内容一致は苦手、あるいはその逆もまた然りです。

ちなみに私なんかは、内容一致は割と得意でしたが、主旨把握はすごく苦手でした。

ということで、受験生によって得意・不得意がしっかり分かれます。ですので、まずは自分がどの分野ができて、どの分野ができないのかをしっかり把握していただきたい。

その上で、苦手な分野についてはまず集中的にリソースを投下して、得意にできるように、あるいはそれなりに平均的にできるようにしておきましょう。

筒井夢人
筒井夢人

このように、できる・できない分野のチェックをしっかりやっていただきたいと思います。

奥田恭央
奥田恭央

では最後に、私からもアドバイスをさせていただきたいと思います。

私からのアドバイスは、継続的に問題演習を行うということです。

「継続は力なり」ということで、少し当たり前のことではあるんですけれども、意外と公務員試験を始めたばかりの方は、一か月ぐらいやってできないとすぐに「自分には向いていない。自分には解けない」と判断してしまうんですよね。

しかし、数的処理と同じで、継続的にやっていけば解けるようになります

例えば、Gravityの過去の受講生に特別区で8位合格だった方がいたんですけれども、その方は文章理解がめちゃくちゃ苦手でした(※詳細は下記のリンクから)。

そこでその方はどうしていたかというと、通勤時間、つまり通勤電車の中で毎日2問解くというのを半年以上続けていたんですね。

これをやったことで、最後には本当に文章理解が得意になっていました。

ですので、皆さんも1か月や2か月勉強して「苦手だな」と判断するのではなく、定期的に問題を解いて、そして3か月、4か月、5か月と続けていくと、解けるようになる問題も出てきますので、諦めずに続けてみてください。

ちなみに、文章理解の問題演習をするときには、新品の問題集を買う必要はないと思っています。

継続的に解いていくと問題集が必要になっていくと思うんですけれども、ここについては中古でもいいと思います。

もちろん、社会科学や時事問題対策については、必ず新品の最新版を使っていただきたいんですけれども、文章理解の問題が2年前、3年前のもので古くなるということはありません。

私も、ブックオフで安くなった文章理解の問題集を買って、解いたらすぐに捨てて、また次の問題集といった形でバシバシ解いていましたので、ここも参考にしてみてください。

ということで、今日の記事を参考にして、効率的な文章理解対策を進めてみてください。

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この記事の筆者
筒井夢人

社会人採用研究所を運営している筒井夢人と申します。プロ講師として、社会人採用の指導を専門的に行ってきました。なお、自身も社会人採用枠を受験しており、特別区・横浜市・仙台市・国家公務員(係長級)などに最終合格しています。

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