本日は私と筒井先生が公務員試験を受験した際の数的処理の勉強方法を紹介していきます。
数的処理は超重要科目です。この科目を効率的かつ効果的に対策できるかどうかで、公務員試験全体の結果が大きく変わります。今日は具体的な体験談をお話ししますので、ぜひ最後までお読みください。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

では早速ですけども筒井先生、先生は受験生のときにどのように数的処理に取り組んでいましたか?

いろいろありますが、今日は二つお話ししようと思います。
一つ目は、「テキストとレベルを絞り込む」ということです。
私が公務員試験対策を始めたときは試験直前で、準備期間があるわけではありませんでした。時間があまりなかったので、「テキストを何冊も使うのは無理だ」と考えたのです。そこで当時定評のあった畑中敦子さんのワニ本に絞り込みました。
受験生の中には何冊もテキストを使う人がいますが、多くの受験生は一冊しかやっていないのではないかと感じます。それならスタンダードな一冊を徹底的にやれば、他の人に遅れを取らないだろうと思いました。焦って三冊四冊と手を広げて全部が消化不良になるより、一冊に絞り込むほうがよいと考えたわけです。
合わせて強調したいのがレベルを絞り込むことです。畑中先生の本には基本パターンと応用パターンが載っていますが、私は応用は後回しにし、基本を徹底しました。時間も限られていたため、標準的な問題に絞って即答できるよう仕上げたのです。
参考書には優しい問題からヘビーな問題までありますが、ヘビーな問題は一旦置いて、スタンダードな問題に絞ってトレーニングしても十分実力は付くと思います。
二つ目は、「何があっても1日1問」です。
数的処理は長い期間、少しずつ続けてこそ実力が伸びる科目です。裏返せば、毎日触れることが非常に重要です。スポーツと同じで、1日やらないだけで取り戻すのに時間がかかると感じます。
私はどんなに忙しくても1日必ず1問に触れるようにしていました。「社会人で1日1問もきつい」という人は、前日に解いた1問を復習するだけでも構いません。新しい問題を解くのが重いと感じる日でも、復習なら負担は少ないはずです。

奥田先生も自分なりの勉強方法があったと思うのですが、どのように取り組んでいましたか?

そうですね。私も二つ紹介します。
一つ目は、「各問題を四つに分類する」方法です。
問題を解いたら、
①楽勝で解けた問題
②解けたけど時間がかかった問題
③解けなかったが解説を読めばわかる問題
④全く歯が立たない問題
の四つに分けました。
私は①と④は復習せず、②と③を徹底的に復習しました。忙しい社会人の場合、④のような問題に時間をかける余裕はありません。迅速かつ正確に解ければ得点が伸びる②と③にフォーカスする方が効率的だと考えました。
二つ目は、「予備校の数的処理の授業を捨てた」ことです。
大学生のとき公務員試験の予備校に通いましたが、数的処理の授業は無駄だと感じました。解説に10~20分かかる授業より、参考書と解答を使って自習する方が早いと判断したのです。予備校の授業をすべて受ける必要はなく、必要なものだけ受け、時間のロスだと感じるものは切り捨てて自学自習で進めました。
忙しい社会人は授業をすべて視聴する時間はありません。見なくても大丈夫なものは飛ばすという選択肢も覚えておいてください。
以上、私たちの数的処理対策をお話ししました。全てを真似する必要はありませんが、参考になる部分があればぜひ取り入れてみてください!
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